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「風林火山」と「乗合船恵方萬歳」日本舞踊協会公演にて

花柳昌太朗舞踊研究所

スタッフキャスト、そしてご来場の皆様のお蔭をもちまして、『第六十四回日本舞踊協会公演』無事に終えることが出来ました。

コロナにより中止延期が続き、3年ぶりの開催でした。

色とりどりの華やかな舞台の中、私は大先輩方とご一緒させていただき、「乗合船恵方萬歳」に屋敷娘役として立たせていただきました。これが昌太朗となって初めての協会公演出演となりました。

また、大変光栄なことに、これに勝るものはないと子供のころより憧れていた黒紋付袴の男性群舞!「風林火山」の振付をさせていただきました。多くの名手の先生方が手掛けられ、花柳研究会でも昭和44年に男性群舞として上演されています。その時は昌生時代の先代昌太朗も振付の一人として挑んでおり、今回巡って大役を仰せつかったことは感慨深いものがあります。

12名の出演者は制作意図を十二分にくみ取ってくれて、作品を大きなものに育てあげてくれました。大道具、照明の先生方にもご協力アドバイスなど沢山いただき助けていただきました。会場で熱い拍手と応援をしてくださったお客様、舞踊協会の先生方、お手伝いしてくださった方々・・・関係してくださったすべての方に感謝の気持ちで一杯です。

本当にありがとうございました。



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