早いものでみそかを迎えました。今年も残すところ2日。思い返すと、今年は昨年の第一期国立劇場閉場ということもあり、舞台が比較的少ない一年でした。とはいえ、2月には日本舞踊協会公演で『土佐絵』の采女太夫を初役で踊らせていただき、また父の遺してくれた『地蔵の道行』を担当させていただいたり、また7月には江戸東京博物館主催スペシャル公演で女性群舞の素踊り『ボレロ』を構成振付、9月には沖縄県立芸術大学への集中講義と城西舞踊会新作『城西十二支話』への出演、そして11月の初代花柳昌太朗37回忌追善・二代目花柳昌太朗7回忌追善の銀玲会、日本舞踊キャラバン青森公演『風林火山』の振付と、様々な勉強の機会をいただきました。大変ありがたく幸せに思っております。特に2人の師を偲ぶ銀玲会の開催は、多くの方のご協力を得て一門が一つになり有意義で熱くあたたかいものになりました。先人のお導きと関わってくださった全ての方に感謝いたします。
また来年もおどりを通じて多くの事を沢山の方々と共有したいと願っております。
今年もお世話になりました。2025年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えくださいませ。
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