明日、4月1日。私の叔母で手ほどきの師匠・花柳昌葉師と、いとこで兄弟子の花柳武生さんを偲ぶ『第三十五回銀葉会』が開催されます。
武生さんこと≪正美お兄ちゃん≫は若いころより父のすぐ側にいて家族のような存在でした。父のことは本当は叔父さんなのに、歳が近いせいかいつもお兄ちゃんと呼んで慕ってくれていました。そのせいなのかどうか、父が逝ってしまったその年のうちに旅立ってしまいました。
昌葉師は初代昌太朗の内弟子として学び、研鑽の末女流舞踊家として立派に大成され、また多くの弟子を育てた素晴らしい師匠です。親戚の≪おばちゃん≫としては、ユーモア溢れる人柄で要となり、一族の和をいつも温かいものにしてくれていた大好きな叔母でした。
お二人とも、舞踊家としての私を大切に厳しく育ててくれた大恩人です。
奇しくも明日は叔母の命日です。
故人を偲び、心を込めて「喜撰」を努めさせていただきます。
花柳昌葉・花柳武生偲ぶ会『第三十五回銀葉会』
令和4年4月1日(土)
会場・国立劇場小劇場
入場料無料*要チケット
主催・花柳昌洸
お問合せ 花柳昌葉舞踊研究所 03-3420-6932
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