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花柳昌葉師17回忌法要

  • 花柳昌太朗舞踊研究所
  • 4月4日
  • 読了時間: 2分

2025年4月1日は、叔母・花柳昌葉先生の17回忌でした。

叔母は踊りが大好きで、幼少期からいつでも何処でも踊っていたと聞いています。そんな叔母が新聞で内弟子募集の広告を見て入門したのが初代の花柳昌太朗先生でした。そこからお叔母の舞踊人生が始まり、後に、大きくまろやかで人間味溢れる魅力的な舞踊家になったことはもちろん、多くの門弟を育て、又先生の代稽古を任され、しいては流儀の発展に大いに貢献した事は姪としても誇りであります。

叔母の稽古場にはいつも人が溢れていて賑やかでした。同年代の子供達と切磋琢磨して励み、また稽古の後には皆でよく遊んだことは楽しい思い出です。

私は名取になる寸前まで叔母に習っておりましたので、日本舞踊の基礎は全て昌葉先生仕込みです。稽古はオープンテープの時代でしたが、半分以上は叔母が得意の三味線を弾き語りで付けてくれました。いつも厳しく、褒められた記憶はありません。それでも叔母の血のせいでしょうか、踊りが大好きでした。活気あふれる稽古場自体も楽しかったです。

いつだったか小学生低学年の頃、叔母と観に行った日本舞踊の会の最中に、一番づつに点数を付けて批評めいたことをノートに書いていたところ、こっぴどく叱られ、その時とても悲しそうな顔をさせてしまったことを覚えています。そんな生意気だった私をずっと見守り育て続けていてくれた叔母に改めて感謝と敬意の意を表します。

叔母が生業にしたから、18年歳の離れた弟(私の父)はおどりを仕込まれました。近所に住んでいて通っていた母のおどりの稽古を見て、父は日本舞踊の面白さを発見しました。その二人が結婚して私は生まれました。叔母に手ほどきを受け、父に導かれ今の私があります。

おばちゃん、昌葉先生、ありがとうございました。


 
 
 

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